▼ [二輪] 事故、その後。

現在の状況報告。

▼ 物損

相手の見積もり待ちです。10年落ちの型だったので、助手席側のドアを丸々交換するとなると、市場価格と同等になって全損になってしまうとのこと。また、車両保険に入っていなかったので、自己負担 9割というのもキツく、なんとか中古のドアを探せないものか……と動いているようです。

私の方は、市場価格と修理価格がほぼイコール。まぁ、全損に近い状態で見積もりが出ています。

▼ 傷害

今週の頭、8/4 (月)に実況検分を行い、調書を取って、人身事故に切り替えました。今後は人身事故扱いということで、治療費は相手の自賠責保険から。また、若干の慰謝料と、私の方は搭乗者保険が出ます。これらは全て治療が完了した時 (もしくは治療開始から 3ヶ月後?) に支払われる……はずです。

▼ 車体

実は、今週の月曜付けで戻ってきています。ただし、アンダーカウルとウインカーカバーが入荷していなかったらしく、後日交換の予定です。

戻ってきた直後は、「交換したレバーの位置が無茶苦茶」「光軸・最下段」「タンクのリザーブ切り替えコックがカウルと干渉」という、ショップの兄ちゃん、しっかりしてくれよぅな状態でした……(;´д⊂)

レバーは即日に調整し、光軸も当たりをつけて調整。今日の夜、実際に走行しながら事故前の角度まで、記憶を頼りに調整しました。調整レバー回しまくりです……。

タンクの方は、大がかりな作業になりそうなので保留中。日曜日、天気が良かったらシートやらカウルやら、片っ端から外してタンクの位置を調整します……。

▼ 無くなったもの

タンクを交換してしまったので、タンクに貼っていた保護シートが無くなってしまいました。また、ハンドルにつけていた時計もアウト。これも代替え品を探さなければなりませんね。これらの品は車両本体に含まれてしまうので、請求には含めませんでした。ただでさえカツカツなので、これらを含めると確実に全損になってしまうからです。

まぁ、どっちも寿命が来ていたので (方や剥がれかけ、方や日光(紫外線?)で液晶部が破損)、諦めもつくというものです。

▼ 怪我

一応全治に必要な期間は過ぎました。

医者の方からは、「痛みがあったら来てください」ということを言われました。そのことを相手の保険会社に伝えたところ、「まだ再発の可能性がありますので、できれば 2週間おきに通院してください。それ以上の期間が空くと完治と言うことで保険が使えなくなります」という指示をもらいました。保険が利かなくなった後で病状が出てくると大変です、ということを伝えたかったのだと思います。

ですので、週一ペースでのんびり通院する予定です。実際のところ、真上を向いた時に首の後ろに鈍い痛みが走りますから……これが消えてくれると嬉しいんですけど……。

▼ 乗車感覚 1

車体が戻ってきてから、2度ほど乗りました。ショップからの帰りと、光軸を調整した今日の夜、です。

正直に言います。乗車感覚が完全に納車当時に戻っています……。

一言で言えば、運転時の余裕が消えてしまいました。前を見ることで一杯一杯。サイドミラーに目が回りません。また、速度計・回転計に目を落とす、エンジン音を聞く、といった部分に意識が向けられません……。

そのくせ、速度感覚だけは退化しなかったようで、納車当時に感じていた 60[km/h]走行の恐怖がありません。運転感覚と速度感覚が一致していないため、非常に危険な状態と思います。

早朝、昼間に時間をとって練習し、なんとか感覚を取り戻したいと思っています。

▼ 乗車感覚 2

実のところ、ここまで乗車感覚を失ったのは初めてです。2週間近く乗らないことは、今まで何度もありました。しかし乗車感覚を失うことはありませんでした。今回とて、代車の原付に乗っていた時にはまったく感じませんでした。しかし、ZZR が戻ってきて、あいつに跨って、エンジンをかけた瞬間……今まで感じなかったものを感じました。

やはり、「あの瞬間」を体験したことで、自分の中に確立しつつあった「運転への自信」が木っ端微塵に砕け散ったのでしょう。

▼ それでも

二輪って面白いな。怪我しなかったからかも知れないけど……本当に面白いです。緊張するし、怖いけど、乗ってるだけで楽しいのだもの。この感覚に限って言うならば、自転車の延長なんだ、と思ってます。四輪だと、こうは感じられないんだよねぇ。

▼ 最後に

実は、事故直前、事故の瞬間などについて、まだ書いていないことが、吐露していないことがあります。もう少し経ってから、ちゃんと書きたいと思います。