▼ 過失割合は 0:10 にならないのか?
残念ながらならないと思います。
動いている限り何らかの過失が発生しています。追突等、停止していない限り過失が発生します。正直、9:1になっただけでもめっけもんだと、私は思います。
では、なぜ過失があるのでしょうか?
その後の記述で
▼ 右前方の車は止まったが、自分は左に転倒した (ぶつかってはいない)
とあります。なぜ右前方の車が止まったのに貴方は止まれなかったのでしょうか。二輪だから止まり辛いからですか? であるならば、なぜそれを前提とした走行をしなかったのですか? ブレーキが効かなかったのでしょうか、タイヤが滑ったのでしょうか。であれば、ブレーキの整備をしていなかったのでしょうか? タイヤのチェックをしていなかったのですか?
というように、過失を疑うことは幾らでも出来てしまいます。安全走行義務違反とか、整備不良とか、いろいろと要素はあるのです。
あと、ぶつかっていないから……と保険屋に言われているようですが、ぶつかっていても過失割合は変わらないと思います。貴方が動いている以上、1の過失割合は残ると思います。
▼ 保険屋は最初「全部直します」といったのだが
残念ながら「直します」という念書を相手から取っていない以上、意味がありません。で、保険屋としては自分が担当している相手の過失割合分の負担しかしませんので、9割負担までです。
▼ 個人的には……
個人的には、病院を変えることを認めてくれたり、そもそも完全にぶつかっていないのに 9割の過失を認めてくれたりと、相手の保険屋さんと加害者さんは想定以上にきちんと動いてくれていると思います。これだけ動いてくれているのですから、不幸中の幸いと思っていいんじゃないかと思います。
交通事故関係で調べてみると、もっと酷い事例がいくらでもあります。タクシーとの衝突とか悲惨なもんです。
大怪我を負われているようですし、なんで自分が……という気分だと思いますが、交通事故とはこういうものだと私は思います。合って良いことなんてありません。どんなに軽くても体と愛車に傷が付き、めんどくさい手続きと対応に追われ……本当に辛いだけです。能動的にでも受動的にでもなんでもいいので、事故は避けられたらと思います。
いや、ホント。事故なんて起こすもんでも遭うもんじゃないッスよ。あんなの心も体も損するだけで全然良いこと無いッス。気をつけるに超したこと無いッス。自分はすり抜けしたたった一回で事故に遭いました。だから、それ以降、すり抜けしないで渋滞も一緒にはまってます。それがダメだったらエンジン止めて歩道を押して歩きます。そーまでしますよ。事故には遭いたくないです。もう二度と。