自分の家計管理、口座管理に2005年からMicrosoft Moneyを使ってきました。MSだから長く続くはず、という考えがあっての選択でしたが、なんと、「2009年7月14日に販売終了のお知らせ」がでてしまいまして……。
それでも何とか使い続けてきましたが、さすがにそろそろ終わりが見えてきたなと。長らく先送りにしてきましたが、本格的に乗り換え先を考えないとまずい状況になりました。
各種ソフトはありますが、大ざっぱに分けて3種類。
片っ端からDLして、試しでアカウント作ってテストしていますが、正直、しっくりくるものが無いですね。MS Moneyに慣れてしまったというのもありますが、良くできていたなと感心します。
数種類のソフトを触った結果、家計簿と資産管理の違いというものを自分なりに理解しました。
まず、家計簿・資産管理ですから、最初に箱があります。現金・財布という箱、各種口座・証券口座の箱、クレジットカードの箱……という具合ですね。箱の中には、個別の収支結果が入ります。「何時、どこで、何の費目に使った」という個別の出入りですね。
家計簿の場合、自宅の現金収支をいかに管理するのが中心ですので、ソフト自身が現金・財布という位置づけになっているものが大半です。だから、ソフトを起動した瞬間に、カレンダーのような画面になり、「その日にどんな収支があったか」を記録していくことになります。結果、複数の口座に渡る収支も記録することになりますが、メインは現金出納帳。
だから、例えば預金口座の収支、あるクレジットカードだけの収支、なんかを確認したい場合に一手間かかるのがほとんどでした。レポート形態で見れないことはありませんが、日常的に見る感じではないですね。
資産管理の場合、その名の通り持ってるものを全部把握することが必要です。だから、最初に箱を沢山作ります。現金、口座、証券、クレジットカード……全部です。その後、それぞれの箱に収支の記録を作っていきます。
ソフトのトップ画面は、各箱の一覧になり、そこから各箱に入っていく感じです。MS Moneyがまさにそれでした。
クレジットカード単体の収支一覧、現金の収支一覧、現金の収支一覧……これが一発で分かるわけです。口座間の資産移動も全て記録されます(これが複式簿記?)。
そういえば、MS Moneyに移行したとき(それまではうきうき家計簿使ってました)、最初に口座の一覧を作る意味が理解できなかったなぁ……。慣れるまで時間がかかりましたね。確か。
MS Moneyってこれができたんですよねぇ……。すげぇわ。
一番それっぽいのは、GnuCash。ただ、元が元だけに日本語周りの処理に若干不具合有り。あと、簿記の知識がないと恐らく使いこなせない印象。
マスターマネーは口座ごとの収支一覧がレポートでしか見れず、不便。 あ、これできそう。
そのほかの家計簿ソフトは正直、論外。全体に占める現金収支の割合って下がる一方ですよ……。
どうすっかなー。MS Moneyの環境を維持しようとしているからダメなのであって、考え方を変えないと移行できない気がしてきた。なんか、Excelでゴリゴリ記録するのが一番ベストじゃないかと思うし。
MS Moneyを継続して使用しつつ、管理の方向性をもう一度考えて、移行先を考える。
結局先送り。すんなりいきませんね(苦笑
簿記を勉強して、複式簿記形式で記録すれば全て解決っぽいですね、これ。
弥生会計みたいな会計ソフト買ってきてそれを運用ってのは?<br>ちょっと大げさかな?
それも考えました。が、簿記の知識が全くないのと、さすがに自宅の家計簿で賃借対照表まで作るのはどうかと思って思いとどまってます(笑
Accessでよくないっすか?<br>簡単SQLおいしいです^q^